住宅ローンで後悔しないための基礎知識と心構え。その2

前回のコラムからの続きとなります。

前回、まずは住宅ローンに対する不安を払拭する事が大切というお話をしました。
不安を解消するためには、まず住宅ローンの基本的な仕組みを理解することが大切でしょう。

●住宅ローンの種類
主に以下の2種類の金利タイプがあります。それぞれの特徴を理解し、ご自身のライフプランやリスク許容度に合わせて選択することが重要です。
•固定金利型: 借入期間中の金利が一定です。返済額が途中で変わることがないため、将来の返済計画が立てやすいというメリットがあります。
•変動金利型: 金利が市場の動向によって変動します。一般的に固定金利型よりも金利が低い傾向にありますが、将来金利が上昇するリスクもあります。

●住宅ローンの審査
住宅ローンの審査では、主に以下の点がチェックされます。
•年収と返済負担率: 年収に対する年間返済額の割合が適切であるか。
•勤続年数と雇用形態: 安定した収入が見込めるか。
•信用情報: 過去の借入や返済状況に問題がないか。
•物件の担保価値: 購入する住宅に十分な価値があるか。

基礎的な知識としてはこんなところでしょうか。

特に、住宅ローンを固定にするか、変動にするか、という選択はお客様の興味が非常に高いですね。
ひと昔前なら変動一択でのおススメをしてきましたが、いまの経済情勢だとどちらをおススメすべきか難しいですね。
それぞれのメリット、デメリットをお話して、最終的にはお客様に決断して頂くことになります。

次回でこのテーマは最終回にしたいと思います。
最終回は住宅ローンに対する心構えについて書いてみたいと思っています。

Full House(フルハウス)田中 初男

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